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ハラールについて

イスラム教徒とは

イスラム教徒(ムスリム)は、アッラー以外神はなく、アッラーに共同者は存在せず、唯一の神様であることを信じ、そしてムハマド(彼に祝福と平安を)は、アッラーの御使い・しもべであることを信仰する者です。
ムスリムは自分の人生では、アッラーが命じた項目(もの・こと)に従わなければなりません。人生の中で起こる物事に対して、聖コーラン※に定義されたルールに従います。
※聖コーランは、預言者様、ムハマド(祝福と平安を)に掲示された本です。

ハラールについて

ハラールはアラビア語の言葉、ハラール = ハラル = Halal =
より由来されており、直訳は「許可されたもの」です。大義ではハラールは、イスラム法で許された項目(もの=健全な商品・こと=行動・言動・活動)を意味します。わかりやすく言うと、ムスリムが日常生活において、口にするもの、身に着けるものは、イスラム法で許可されているものがハラールとなります。それ以外のものや活動がハラーム(非ハラール)になります。

一般的に、ハラールは飲食品に対して言われておりますが、以下についてもハラールの条件を満していなければなりません。

●飲食品 ●原材料 ●薬品・化粧品 ●加工や物流・調達

そのものがハラールかどうかについて、ハラール監査員(ハラール専門家)が検査して認証を発行します。検査に合格した商品は「ハラール」製品と呼ばれ、ムスリムの消費者が安心して使用することができます。
従いまして、ハラールはイスラム教徒にとって、大変重要な規準であり、既に自分が罪を犯しておらず、安心・安全を確認した上で商品を使用できるようになります。何よりも信仰を大切にしているイスラム教徒のため、ハラールと非ハラールをはっきりと区別することは非常に重要な事です。
そのためには、ハラール概念・規準・準拠に関して、きちんと理解する必要があります。日本アジアハラール協会は、国内にて様々な講演やその他活動を通して、ハラールを正しく理解し、認知度を高めるための活動をおこなっております。

 

ムスリムフレンドリーについて

非イスラム教国の日本では、レストランやホテルが認定基準を完全にクリアした上で、ハラール認定を取得することは難易度が高く、訪日するムスリムの方々へ安全・安心な環境を用意するためのムスリムフレンドリー対応が必要となってきます。
日本アジアハラール協会(NAHA)は、宿泊施設やレストラン事業に対して、ムスリムフレンドリー基準を策定した唯一の組織です。
※ハラール食品の規定は変わりませんが、ノンムスリムの国々のホテル・レストラン施設にて実施可能な基準です。
当協会では、ホテル、レストラン、旅館、観光施設、医療施設、ホームステイ、教育機関食堂などの事業者を対象に、ムスリムフレンドリー対応のための指導および認証の発行業務を行っております。
ムスリムフレンドリーの定義>
ある施設・環境が部分的にハラール基準を満たすこと。
対象事業者>
ホテル、レストラン、旅館、観光施設、医療施設(病院、クリニック)、ホームステイ、教育機関食堂(高等専門学校、大学など)
主要監査項目>
①     原材料
②     食器、調理器具
③     従業員の役割
④     経営者の責任
⑤     レストランの条件
⑥     ホテルの条件
⑦     洗浄、衛生及び食品安全
ムスリムフレンドリーや監査内容の詳細等に関するご質問がございましたら、日本アジアハラール協会までお問い合わせください。皆さまからのご質問に丁寧にお答えさせていただきます。
図1  図2
ハラール認証システムのご案内

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